12月仙台教室生徒作品 一挙にご紹介

生徒さんオリジナル 薔薇ガラスのスタンドランプ

初めて自分で描いたデザイン画を持ってきてくれたのはいつでしたでしょうか?
それすら思い出せないくらいです。




お教室だけでしか製作されない生徒さんですので、とても時間はかかりましたが、根気強く製作を進めてきました。
ステンドグラスって本当に時間がかかりますよね。



手持ちのスタンドに合わせて模型も作った甲斐あって、スタンドとのバランスもバッチリ!



ガラスの色選びはとても悩んでいらっしゃいましたね。

オパールセントにしようか
トランスペアレントにしようか

結果、中央のアンバーのバラガラスに合わせて選んだブルズアイの濃いピンクがとっても印象的で美しく、大正解でした。



なんといっても、灯りをつけた時の鮮やかなピンクの影の美しさよ!




そして裾にあしらったスワロスキーの影が、6角形の作品の一部となり映り込み、美しい造形美が浮かび上がりました。



光と影が一体となり、スワロフスキーがチラチラと揺れる様はいつまでも飽きずに見惚れてしまう美しさでした。
自分だけの世界で一つのオリジナルランプ。
きっと宝物になることでしょうね。


HAKUランプクラムボン 生徒作品

このランプを作った生徒さんは、パステル系のお色味が大好きな生徒さんなんですが、

特に今回選んだ、確かもう廃盤のヤカゲニーのガラスだったかと思うんですが、朝焼けを思わせる淡く美しいパステルのガラスは、そのガラスの流れをそのままにデザインに生かしてガラスをエルメス取りしました。

(エルメスのスカーフのように、生地(ガラス)の一番いいデザインのところだけを切り取って使うことをエルメス取りと呼んでいます。笑)


反対側の2面はココモのリップルを使いました。
この2面のみ、裾にウェーブコパーを巻き、少し印象を変えるというこだわり。

さらに女の子っぽく可愛らしくなりました。



そしてなんといってもこのランプの可愛さは、仕上げに内側から吊るした3つのクリスタルビーズです。

ランダムに長さを変えることでより遊び心が出ました。
雪のような雫のような華のような。


私は心の中で

『Spring Snowとか言ったら、笑われるかな?それとも、雪輝精とか…って、そんな名前、確か化粧品かなんかであったっけ?』
なんてことを一人ぼんやり考えていました。(笑


ランプを真上から撮るのが好きです。

ランプクラムボンは、裾がドレープ状になっているデザインですが、真上から見ると正円に見えます。
パステルの色合いがとっても可愛いですね。
毎回、いろんなクラムボンランプを作ってもらっていますが、今回のクラムボンはあまりに可愛くて、見ているだけで優しい気持ちになれるようなクラムボンでした。



HAKUミルフィオリのクリスマスツリー 生徒作品

水色と


ピンクと


どちらも透明感があって爽やかな可愛らしさ。
一つはお友達に、一つは自分用になるんだそうですよ。


このキットは毎年誰かが作ってくれていましたが、多分これでもう最後じゃないかな?

またリクエストあればミルフィオリを焼いてキット作ろうかなとも思うけど、もうお教室の生徒さんはだいたいみんな作ったかな?



HAKU硝子玉のクリスマスツリー 生徒作品

こちらも何年前だったかな?2年くらい前かな?
の、クリスマスキットです。

たまにこうして、忘れた頃に生徒さんがポロっと購入したまま未製作だったキットを持ちこむことがあります。
懐かしくて嬉しくなります。



HAKUオリジナルガラスタイルのミニフォトスタンド 生徒作品


こちらも懐かしい昔のお教室の体験キット。
今はもう完売で作ってませんでした。

が、この写真をインスタにアップした後、埼玉教室でも反響があったので、またそのうちガラスタイル焼くことになりそうです。ヒヒー(笑



HAKU月と星のサンキャッチャー 生徒作品

お教室スタンダードクラスの課題作品です。
この作品で学ぶことはたくさんあります。
この作品を作ったあたりからグンと応用力がついてくる作品でもあります。

ブルー&ホワイトの組み合わせでとても爽やかな作品になりました。


サンキャッチャーの組み立ては細かいですが、カン類の基本的な扱いも知ることができて、一石二鳥ですね♪


HAKU作品ではステンドグラスに付随していろいろな装飾を施すことが多いのですが、それぞれの作業に適した道具選びもとても大切です。

私がいろいろな道具を使ってきた経験の中から、最適だと思われる道具選びも生徒さんにはお伝えしています。



HAKU硝子玉のクリスマスツリー 生徒作品

今回、2回目の登場です。
作ったのは別の生徒さん。

お教室に通われて2年経つのでしょうか?
このキットを購入された時は、まだまだステンドグラスを始めたばかりで、作れませんでした。

それがどうでしょう。
この仕上がりの美しさ。

今でもまだ作りながら『難しいです!』って仰ってましたが、綺麗にできてますよ。
素晴らしいです。



実はこの生徒さん、お仕事の都合により今期限りでお教室をお辞めになるので、とても残念なのですが、お教室をやっていると必ずやってくる出会いと別れ。

ここにいてくれたことに感謝して、また生徒さんの次なる挑戦を応援したいと思います。



HAKUボトルサンキャッチャーのクリスマスワークショップ 生徒作品


お教室の後、夜の部でクリスマスワークショップを開催しました。

毎年何となく恒例になっていて、今年も生徒さんが楽しみにしていてくれたので、なんとか作品を生み出し、時間も作り出しました!

ボトルカットのデモンストレーションは大成功しました。
ポリンって軽〜く割とれました。

正直、『失敗したらどうしよう』と、ボトルを3本も余分に用意していったのですが、一発で成功しました。

あー良かった。
一気に肩の荷が降りた気分でした。笑



ワインボトルから生まれたボトルサンキャッチャー。
この深い蒼色に一目惚れして生まれました。



『ただのボトルの口の部分』だった物が、だんだんドレスアップされていく様子に、生徒さんから『可愛い〜♡』の声。

最後は作品みんな並んでとってもエレガントでした。
写真撮影の前に帰られた生徒さんもいらっしゃいましたが、たくさんたくさん並べたくなるボトルサンキャッチャーでした。


もうこの光景を見られるのは今年だけかな?
わからないけど(笑笑)
(私は飽きっぽいので、一度作ったキットはあまり再販しないんです。)



以上、今期の仙台教室での生徒さん完成作品でした。

東北は雪が降るので、毎年冬季はお教室も長い休暇に入ります。

また来年の春、お会いしましょう!

会えない間も、生徒の皆さまそれぞれがそれぞれのペースでステンドグラスを楽しんでいていただけますように。
ありがとうございました。

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