2022.1.6(thu.) タイムアップ!
今日はここまで。
5セット、本体と蓋の計10個の
ステンドグラスケースの本ハンダが終わりました。
いつも思うのですが、
この作品はとにかくシンプルで、
そのシンプルさがゆえ、
ピアノでいうところのハノンのように
ステンドグラス製作の基本に立ち返り、
まるでリハビリのように初心に帰ります。
それでいて、作るたびに毎回新しい発見がある!!
自分でも驚きます。
いまだにそうです。
そして、その度に『やった!!』と思います。
だからこそ、この作品は私にとって
作らせてもらって大変ありがたい作品で、
基本中の基本でありながら、様々な工夫を重ね
さらなる技術の向上を目指し、
完成度の高い美しいステンドグラス製作の追求をする為に、
これからも定期的に作っていきたい作品でもあるのです。
Simple is the best.
究極のステンドグラスの美しさとは何かを
自問自答しながら、
未だに苦悩しつつ試行錯誤を繰り返し
この作品を作っています。
さぁ、明日は怒涛の洗いからスタートです。
たかが小さな作品10個くらいで
『怒涛?』て思われるかもしれませんね。
でも、この『洗い』は私にとっては、
ステンドグラスの工程の中でイチニを争うくらい、
気の重い作業になります。
なぜか?って?
HAKUのステンドグラス製作は
どの工程を取っても、
『ここまでやるか』って言うくらい
一つ一つの作業を時間をかけて
じっくりと丁寧に行います。
その中でも特に洗いの作業が念入りなんです。
生徒さんがちゃちゃっと5分くらいで洗ってしまう物も
『私は30分かけて洗います』
と言うと、とても驚かれます。
実際は30分もかかってるかはわかりませんが
確実に3度洗いはしています。
いろんな洗い具も使います。
だから指がふにゃふにゃの
その後パッサパサのガッサガサに乾燥しちゃうです。
一応ビニル手袋ははめるんですが、
一生懸命過ぎて気付くとビニル手袋の中まで
びちゃびちゃになってます。
だから意味ないです。
半日立ちっぱなしで洗い作業なので
足も腰も疲れるし、ストーブ遠いから寒いし。
さぁ、明日は朝から気合い入れて頑張ります!
納期があるとやるんです(笑。
締切に追われないと追い込まれない
ダルダルな私なんです。
ほんとはね。(笑)
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