2022.1.9(sun.) Colour Lotus(株)様カラーセラピーツール完成

洗いあがったステンドグラスケース
汚れもすっかり落ちて、ピカピカになりました。
ハンダがシルバー色のままでもスタイリッシュな印象で好きですが、

このオーダーは毎回仕様を統一する必要があるので
いつもと同じようにハンダをパティーナ染めしていきます。

今回は割としっかり目に染めましたが、真っ黒ではありません。

写真の加減で黒く見えてしまいますが、肉眼ですと、銀と黒の中間色に少し茶系が入ったメタリックな『甘い黒』とでも申しましょうか。

いい色に染まりました。
ガッツポーズです。
この子達はこのまま次の朝までワックスを塗って乾くまで寝かせます。


写真の奥に写っているのは、同時並行で製作を進めてきたColour Lotusオリジナルカラーセラピーツールです。

ステンドグラスケースの中に収めて、セット商品になります。
焼き上がりを確認するため、並べて検品します。
すると、6角形がバランスの悪い子、
焼き過ぎて、角が丸まりすぎてしまった子
縮まって小さくなり過ぎてしまった子

残念ながら規格外の子達が何個もありました。

同じ窯の中でも、棚板に置く位置によって、熱ムラがあるので溶け方が違ってきます。

私の窯の場合は、棚板の中央部分より周囲に置いた物の方が熱線により近いので、温度が高くなってしまいます。
早くたくさんのガラスを一度に焼きたいから、と、棚板めいいっぱいにガラスを置いてしまうと、外側のガラスが溶け過ぎてしまって、結局作り直しになっちゃうんですね。

分かっちゃいるけど…つい…ね(^^;

そしてもれなく規格外になってしまった子は、最初から切り直しです。

急がば回れ(><) ですね

そして焼きあがった子達。

色とりどりのガラスはかわいくってかわいくって

カメラマン、HAKU
いろんな角度から何枚も何枚も写真を撮ってしまいます。

生徒さんはいつもそんな私のあまりのガラス愛に、
半分呆れて(?)笑ってますよ。(笑)

動画もキラキラして素敵なので、是非Instagramのリールをご覧くださいね。


そして今朝

ステンドグラスケースは綺麗に拭き磨きをして
カラーセラピーツールを中にセットし、カードもいれて梱包します。

作品が届いて初めてダンボールを開けた時、きっとワクワクしますよね。

そんな様子を想像しながら、
苦手なラッピングですが最後まで心を込めて包みます。

最後に


これまでもたくさんの数を製作させていただいてきたColour Lotus(株)様のカラーセラピーツール。

受け取る方は私の知らないどこかの誰か。

私はいつも同じ物を作っていますが、
作品を手にする一人一人にとってはこれは唯一無二の宝物のはず。

誰かの夢を応援し、誰かの思いや幸せを願いながら
今日もこの子達を送り出します。


製作させていただき、誠にありがとうございました。

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