2024.05.02(Thu.)
今日だけは、
長文の悲しい投稿をお許しください
5月2日
悲しくて 悲しくて 悲しくて
胸が張り裂けそうな一日
今日という日が再び来るのが怖かった
静岡の幼馴染の命日
一年前の今日を忘れない
危篤のあなたにLINEを送った
『話したいこといっぱいいっぱいあるよ
だから奇跡起こして
頼むわ
じゃないと私、友達いないから困るんよ
この先、誰と熟年旅行行けばいいの?
約束したじゃん、50になったら温泉行こうって
高校生の時さ、アメリカ留学行く前だったかな
土手まで一緒に歩いたの覚えてる?
私、自慢気にビートルズの英語の歌詞の話をしてたよね
またあそこ、一緒に散歩しようよ』
(私を置いてかないで)
そう思った
何時間も既読はつかなかった
それからしばらくして既読になった
『生きてる!』
そう思った
でも、その返事は彼女からではなかった
『よっちさっき呼吸が止まりました
会わせてあげられなくてごめんなさい』
息ができないほど泣いた
次の日の朝、自分の顔が見たこともないくらい
腫れ上がっていた
真夜中、安らかな彼女に会いに行く道中も
次の日も その次の日も
涙が枯れることはなかった
涙が出ない日はないんかな、
ずっとそう思っていた
あれから一年がたった
いないと思っていた友達は、
実はみんな、ずっと、いつもそばにいてくれた
いないと思っていたのは自分だけだった
会いたいと思った人には
会いに行きたいと思えるようになった
新しい出会いもたくさん生まれた
皮肉にも、幼馴染が私をこんなにも多くの人達と
再び結びつけてくれた
(かおりちゃんは一人なんかじゃないよ
だから寂しく思わないで)
彼女がそう言ってくれている気がする
彼女の形見の、私には少し大きすぎる天然石のブレスレットを身につけて、
ピンクのガーベラが好きだった彼女のために
花瓶を新アトリエに持ってきた
『いつかステンドグラス習いに行かせてよ』
いつもそう言っていたね
呼んであげられなくてごめん
今はね、アトリエが新しくなるんよ
あなたに見て欲しかったな
ステンドグラス、教えてあげたかったな
そう思う
心の中で
『佳美ちゃん、私、今もがんばってるよ』って
いつも語りかけてる
メイクしてても運転してても
涙が止まらなかった
でも、今日だけは我慢しなかった
そして午後、生徒さんが買い出しのお手伝いに来てくれた
一瞬でまた楽しい現実に引き戻してくれた
私を笑顔にしてくれてありがとう
佳美ちゃんに会いたいです
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