色の不思議 【色選びに迷ったら】

CANDY FLOWER LAMPをデザインして
これまでに代表色6色を紹介してきました。

この6色は
特にペールやエナメルがかった色味が特徴で
淡く優しい印象のシリーズになっています。

なんですが…、

実はまだ他にもご紹介していない色が
いっぱいあるんです。

試作を含めまして
ここにはない2色も合わせると…
作った数は全部で19個…(^^;;

ちょっとありすぎて気持ち悪い?


しかし、これだけ色が多いと

『選べない』
というご意見もチラホラいただきます(^^;;

わかります…。


そんな方に、是非試してみていただきたい方法が
こちら!


パッと見て一番、
『目に飛び込んで来る色』

それを選んでください。


好きとか嫌いとか
そういうのは抜きです。

頭で考えるのもダメです。

『目に飛び込んで来る色』です。

『目立つ色』というわけでもありません。
時には淡い色でも、
それが一番目につく時もあります。



実は、この『目に飛び込んで来る色』というのは
不思議なことに

人によっても違うし
時間によっても違うんですね。


1日ごとにはもちろん、
誰かと会った、話をした、10分後

そんな短い時間でも
変わります。


また
昨日の色が、
今日みると、埋もれてしまって気にならなかったり
逆にキツすぎて見えて不快だったり。

そんなことも起こります。


それは何故かというと

色というのは、人の深層心理と
深く結びついているからなんです。

つまり無意識の心の変化が
敏感に色に表れるんです。


色と心のつながりを少しだけお話すると、
例えば、

『なんだか具合があまり優れない時。』
『今日は一日ダラダラ過ごしたい時。』

クローゼットにある一番ド派手な原色のお洋服、、
着たいと思いますか?


原色ってすごくパワーの強い色なんです。

だから、
自分にも色に負けないくらいのパワーがないと
なかなか原色の服を身につける気には
なれないものなんです。


ここぞという時に
赤の下着を身につけたり、赤いネクタイなどして
大事なプレゼンに臨む、

なんて経験も、もしかしたら
一度くらいはあるんではないでしょうか?


これも同じことです。


実際に
アテネオリンピックで研究チームが実験したところ

赤いウェアと青いウェアでは
赤いウェアを着た方が勝率が高かった
というのは有名な話です。

これは無意識に赤が与える心理的影響によるもの
と考えられています。


赤い色は男性ホルモンを刺激して
攻撃性を高める作用があると言われているんです。


女性がデートの時に赤い下着を身につけていたら…

まぁ、想像におまかせしますが、

男性も女性も
無意識のうちに
赤という色の作用に影響されているんです。


このように、色と心には密接な繋がりがあります。


だから、その時にその瞬間に
『目から飛び込んで来る色』が

あなたの今の深層心理を表している、
もしくはあなたが今必要としている色

なんです。



色の話は大変奥が深く
とても私のような素人には語りつくせませんが

例えば、《私の場合》、の話をしたいと思います。


昨日までは、何度見ても
『黄色』が一番先に目に飛び込んできました。
それが心地よく感じたりもしました。


ところが、今朝は突然
『ターコイズブルー』が
一際、目に飛び込んで来ました。

『黄色』はくすんで、
そんなに気にならなくなりました。


ターコイズブルーには
『流れに身をまかせる』という意味があります。

対して
黄色は

『自分を楽しむ』といった意味の他に、
『論理的、計画』『神経的な疲れ』なども
象徴します。


なるほど…

昨日はアトリエでワークショップでしたが、
それに向けていろいろと準備をすすめたり

他にもランプ製作などいろいろやることいっぱいで
24時間、1日、1週間、1ヶ月…


充実して楽しいけれど
頭の中では常に先のことを考え
ちょっとストレスフルだった毎日。

それがようやくちょっと一段落しました。



ターコイズの『流れに身をまかせる』
というメッセージは

いまの私には一番必要な色なのかもしれません。 
だから無意識にターコイズブルーが
目に飛び込んできたんでしょう。


そして、そのことに気づいたら
意識してターコイズブルーを
生活の中に取り入れてみる。

洋服でも雑貨でもアクセサリーでも。


そうすることによって
色がより、自分の潜在意識に働きかけ
無意識に助けてくれるようになります。


『流れに身をまかせて、ラク〜にいこう。
ケセラセラ』

という感じで、
ターコイズブルーを目にするたびに
気持ちまでゆる〜くラク〜になれるから

本当に不思議です。


とまぁ、こんな感じで

色は深層心理と深く結びついて

その時のその人の深層心理を表したり
その時にその人が必要としていることを
教えてくれるんです。


色の世界はおもしろいですよ。
それぞれの色が持つ意味など、詳しく知りたい方は

そうですね…
まずは色彩心理の本を読んでみることを
お勧めします。

『なぜ青や緑を見ると落ち着くのか』
『なぜ赤を見ると体が緊張、興奮状態になるのか』

ということも

単なる色の『イメージ』だけでは片付けられない
人間の進化の過程で獲得してきた色への反応があり

なるほど納得です。
(文献:色彩心理のすべてがわかる本 山脇惠子著)


色をお仕事にされている方にとっては
当たり前のことなんでしょうが、

素人でも商品開発などにもとても役に立つのが
色彩心理の世界です。


私もまだまだ勉強不足なのですが
この色の魅力にはまって
ステンドグラスがやめられないのかもしれません。


だからついつい
いろんな色でたくさんたくさん
作ってしまうんですね。


『誰かがこの色を必要としているかもしれない』


そんな想いで。



是非、自分に必要な色を
ランプの灯りを通して
生活の中に取り入れてみてください。

気持ちにも
いい変化が訪れるかもしれませんよ。

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